【商品在庫ファクタリング】の特徴を解説!

アパレルショップ

最近では銀行融資に変わる現金確保手段として利用が拡大している一般的なファクタリングでは、納入企業が保有する売り掛け金債権をファクタリング会社に売買するというのが一般的です。売掛債権の金額や属性・売掛先などの信用力などに応じて手数料負担が発声しますが、支払いサイトを意識することなく債権者である納入企業が選ぶタイミングで換金化できるというメリットがあります。

しかし業者によってはファクタリング取引を利用できない場合があります。例えばアパレル業や貴金属や電化製品・家具什器などの類は商品そのものが売買されることが前提で、売掛金の概念を想定するのが難しいからです。もちろん各種の小売業であっても大口の取引先でもあれば、売掛債権が発生する余地はありますが、一般的な小売業では小ロット数での販売になるので売掛金が発生しずらいというのが特徴です。商品在庫そのものを換金化する方法論はないものか、このような問題意識の元手登場したのが商品在庫ファクタリングになります。

商品在庫ファクタリングの特徴は、売掛金などの金銭債権ではなく商品在庫そものについて、買い取るという点にあります。つまり商品在庫ファクタリングが活用されるのは、大量に抱え込んだ商品や資材などを現金化した、過剰在庫で資金繰りが悪化しているなどの場面で、商品在庫そのものを現金化するというわけです。

通常のファクタリング取引は金銭債権の売買なので、特に資格などは必要ありません。しかし商品在庫ファクタリングの実態は在庫商品などのあまり物、つまり中古物品を買い取ることに他ならないので、警察署から古物商の許可を得ておく必要があります。すなわちリサイクルショップや金券ショップで諸品を買い取ってもらうのと実質的に同じなので、古物行の許可が必要になるわけです。商品在庫ファクタリングを利用するときには、確かに古物商許可を得ているかを、ホームページなどで確認しておくことをオススメします。

しかし商品在庫ファクタリングを利用するにあたっては幾つかの注意点があります。ひとたび売買契約が成立してからは、ファクタリング会社に所有権が移転します。ファクタリング成立後の搬出されるまでの商品在庫の所有権は移転しているので、勝手に処分することは横領行為となります。また、商品在庫ファクタリングでは、買い取り価格が安くなってしまう場合も否定できません。在庫処分を急ぐあまりおおきな損失を蒙ることのないように留意する必要があります。