2社間ファクタリングの流れ・特徴とは

握手するひと

ファクタリングは納入先が売掛先に対して保有する金銭債権について、支払期日到来を待つことなく売買して現金化することです。普通の物品の売買と異なるのは、売主買主の二当事者ではなく三当事者が登場する点にあります。そのためファクタリングでは債権の売主買主のほかに、売掛先(債務者)が関与する3社間ファクタリングが原則です。しかし3社間ファクタリングで債務者の承諾を取り付けることが必要です。従来の企業間取引では手形決済がほとんどで、ファクタリングを利用すると資金繰りが悪化しているのでは、との認識を与えることになるのは事実です。

ところが債権譲渡登記が制度化されたことで、様相は一変し債務者の承諾を必要としない2社間ファクタリングが登場することになりました。債権譲渡登記は債権の売主と買主だけで実行することが可能です。債権譲渡登記を軽油することで第三者にも、権利を主張することが出来るので債務者の承諾を得る必要はありません。このように2社間ファクタリングでは、取引先に知られることなくファクタリングを行うことが可能になったのがおおきな特徴です。

2社間ファクタリングの流れですが、まず納入企業と売掛先との間で、掛けの売買が行われたことが前提です。納入企業は現金の必要性に直面した段階で、ファクタリング契約を締結し、債権譲渡登記を法務局で済ませて起きます。その後はファクタリング会社から手数料などが控除された金額が入金されます。売掛先はファクタリング前と変わりなく納入企業に売掛金をしはらい、納入企業快癒で売買代金が振り込まれる流れです。ちなみにファクタリング会社は、納入企業と代金回収業務の代行契約などをファクタリング契約に盛り込んでおくのが一般的です。

2社間ファクタリングでは債務者の承諾を得る必要がないので、納入企業にとっては利用のハードルが低いという特徴があります。しかし、3社間ファクタリングに比較すると2社間ファクタリングでは審査が厳しくなるのも特徴です。3社間ファクタリングでは売掛先はファクタリング会社に直接入金します。ところが2社間ファクタリングでは納入企業(利用会社)を経由して売掛金がファクタリング会社に支払われるため、取立ての厳しい債務の弁済などに当てる可能性は否定できません。そのような事情があるので、2社間取引では手数料が高額で10%から40%程度とかなり高めの手数料を甘受する必要があるわけです。