3社間ファクタリングの流れ・特徴とは

3社での会議の様子

ファクタリングでは売掛金債権の譲渡(売買)が行われ対価として、所定の手数料が控除された金額が入金されます。債権とはある行為を求める請求権のことで、権利をもつ債権者と義務を負う債務者が相対する関係にたちます。債権譲渡では債権の帰属先が変更することになるので、債務者にあっては一体誰に債務を履行すれば免責されるのかが分からなくなるので、債権譲渡の事実の認識についておおきな利害関係を持つことになるのです。そこで債務者に債権の売買の事実を告知し承諾を得るのが3社間ファクタリングになります。

3社間ファクタリングではファクタリング会社と納入企業(債権者)と売掛先(クライアント)が登場します。3社間ファクタリングの流れですが、まず債権者と売掛先でと掛けの取引があることが前提です。納入企業ではファクタリング契約に先立ち、債権譲渡する事実を伝え、それに対する売掛木の承諾を書面で得る必要があります。その後にファクタリング会社と本契約を締結し、債権譲渡が行われて納入企業に掛け目を乗じた金額から手数料を控除した金額が入金されます。その後の流れは売掛先は支払期日が到来した段階で、ファクタリング会社に入金して取引が完了します。

債権譲渡契約は本来は債務者に通知するだけでも問題ありませんが、売掛先の二重弁済を防止するため、3社間取引では債務者の承諾を得ることが必須になっているのが特徴です。3社間取引のメリットは、入金時の手数料が低く設定されていることです。なぜなら債務者の承諾をえてからファクタリングを行うことになり、直接ファクタリング会社に売掛金が入金されるため貸し倒れのリスクが低いからです。また貸し倒れのリスクが低いのでファクタリング会社の審査も通過しやすいのも特徴です。この点、2社間ファクタリングでは売掛金が納入企業を経由して支払われるため、回収にはリスクがお伴うので手数料が高額になります。会社により幅はありますが、10-40%ほどと3社間ファクタリングに比較すると手数料負担が高いのは明白です。

しかし3社間ファクタリングには利用にあたってのおおきなハードルがあります。それは売掛先の承諾を得る必要がある点です。売掛先の支払い企業にとっては納入企業はクライアントにあたるので無下に断わることはないでしょう。しかしファクタリングを利用していることで資金繰りに困っているのでは、信用上の懸念を抱かせる可能性は否定できません。